

『もし僕らのことばがウィスキ-であったなら』村上春樹著。
この本を私は絶対に気に入ると、友人がくれた本です。村上春樹がスコットランドとアイルランドに、ウィスキ-をテ-マに旅をした時のエッセイです。
今まで何の知識も無く、なんて美味しいお酒なんだろうと思って飲んでいただけのウィスキ-。
ボウモアやラフロイグは比較的最近飲んだけど、もしこの本を読んだ後だったら、気持ちが全然違って、別の楽しみ方があったに違いない


くぅ(>_<)
という事で、この本を読んだ後、今日はシングルモルト飲もうと決意し酒屋へ行き、まずは並んでるウィスキ-を一本づつラベルをチェック

ふむふむ。シングルモルトって意外に少ないんだな。
そんな事も知らずに今まで飲んでた事が少し恥ずかしい(->_<-)
そして選んだのは、北海道の余市。
なんとなく、その日は日本の空気を吸ってできたウイスキーを飲みたくなったのだ。
そしてまずは香りを楽しんで、ストレートで飲む。甘みがあって、強さがある気がした。
これが北海道の空気の中でできた味。目を閉じて、北海道の景色を思い描く。心が温かくなる。
ウイスキー、奥が深いな。
いつか、アイラ島に行って同じ様にしてみたいなあ。
ウイスキー、これからも飲み続け様と思います。
余談ですが、この本を持ってる人形は、私と誕生日が同じで、大事に何年も部屋に飾ってある物です。
でも大事にしてる理由はそれだけじゃなく、人形が被ってる毛糸の帽子と、来てる上着にあります。これは私のいとこが、この人形の為に編んでくれたものなんです。
私は編み物は全然できないので、いとこが、ものの数分でこんなにかわいい帽子と上着を編んでくれた時の驚きを忘れられません。
そのおかげで、何年経っても色褪せる事なく、私の心を和ませてくれる大切な人形です。
MIKI