毎月サロンコンサートをやっているグリーンヒル八ヶ岳のすぐ前に、「ビオラ」というお洒落なレストランがありました。サロンコンサートの後の夕食はいつも楽しみにしていた「ビオラ」のご飯です。
しかしマスターと奥様がついに引退されることになり、今回で最後の夕食になってしまいました。
ビオラの前身は、もう少し離れたところにあった「クレッソン」というここもまたお洒落で美味しいこぢんまりしたレストランです。小さなレストランでしたが、天井が高く、響きが大変良かったのです。
チェンバークレッソンというアンサンブルはこのレストラン「クレッソン」で15年くらい前に生まれました。CDのタイトルにもなっている「BLUE BELL]の原曲はこのレストランとその周りの雰囲気をイメージして作った曲「テーマ・クレッソン」です。
「クレッソン」が閉店するときは本当にショックでしたが、その数年後に「ビオラ」という名前で別の場所で再開すると聞き、再びお世話になるようになったのです。グリーンヒルで始めたのも、この「ビオラ」つながりです。
途中何度か消滅の危機がありながらも、今まで続けて来られたのは、クレッソン-ビオラをやっていたご夫婦のおかげです。ほんとうに長い間ありがとうございました。マスターには、「自己満足の音楽ばかりやっていてはダメだ、お客さんが満足する音楽をやれ」、とよく言われていました。はたして今回はどうだったでしょうか?これからも度々聞きにきてくださるとの事で、また辛口コメント待ってます。

「ビオラ」の前身「クレッソン」最後の日(2001.1.30)の写真。大雪でした。
AUTHOR: megunopo
IP: 210.135.197.32
DATE: 02/14/2007 01:30:03
タイトルだけ見たら「???」「宴会の名前?」「料理名?」でした。
思い入れの深いお店が無くなってしまうのは、とても寂しいですよね。
しかし寒そうな場所ですねー!!
断熱材の無い今の私には、この土地での楽器演奏はムリだろうなあ…。