新音楽工房というグループは不思議な団体です。個々のレベルの高い人が多く、バッハやあまり取り上げられない現代曲、それに主催者の池田氏の作品などの室内楽をやっています。今回の池田氏の作品は「記憶が滲む(改訂版)」。前衛ではない現代曲です。プログラムノートには「ソナタ形式風」と書いてあったので、そのつもりで聞いていると確かにそんな気になります。記憶も滲んだ気がします。
私はバッハのトリオソナタで出演しました。チェリストは先のカサド国際コンクールで日本人唯一の入賞者です。さらに腕の良いフルート、チェンバロ奏者との共演で、大変勉強になりました。この曲ではフルートパートを吹いたのですが、難しいことこの上ない上、永遠に続くかと思われる休み無しの吹きっぱなしに苦労しました。受付嬢のT村さん、CD販売にご協力いただき、大感謝です。
AUTHOR: megunopo
IP: 210.135.213.184
DATE: 02/14/2007 15:06:46
またタイトル見て「何かあったのか?」と、開いてしまいました。
ここ最近のツカミは素晴らしいです。
聴いてて「記憶が滲みそう」って、どんな感覚なんでしょう?一度体感してみたいものです。